選択理論心理学

選択理論心理学とは?

選択理論心理学(Choice Theory)は、精神科医ウィリアム・グラッサー博士が提唱した、
「人は外から動かされるのではなく、自分の内側の欲求を満たすために“行動を選択している”」
という考え方を土台にした、より良い人間関係と主体性を育むための心理学です。

私たちはこの理論を、誰かをコントロールするためではなく、
「自ら選び、責任を持って動ける人」と「信頼でつながる関係性」を育むための指針の参考として位置づけています。

選択理論心理学との出会い

私たちが選択理論心理学に出会ったきっかけは、
アチーブメント株式会社との出会いでした。

当時、現場で成果を出そうとするほど、
知らず知らずのうちに「外的コントロール」に寄った関わり方になり、
自分自身も、周囲も、苦しくなる瞬間がありました。

■外的コントロールとは?
外的コントロールとは、
「相手を自分の思い通りに動かすために、外側から操作しようとする関わり方」です。
短期的に結果が出ることはあっても、
信頼が削れ、主体性が失われ、長期的には挑戦が止まりやすくなります。

例)
・叱責する/責める
・脅す/罰する
・比較する
・ガミガミ言う(命令・説教)
・細かく管理しすぎる
・目先の褒美で釣る
・本人の納得より「正しさ」「結果」を優先する

■直面していた壁(外的コントロールが生む苦しさ)
・良かれと思って“レールを敷いてしまう”(相手の選択を奪ってしまう)
・目標や数字に重きを置きすぎてしまい、本人が疲弊してしまう
・「正しさ」で導こうとして、関係性よりも結果を優先してしまう
・言えば言うほど反発が生まれる/指示待ちが増える
・挑戦よりも、失敗回避が優先されてしまう
・そして何より、自分自身も“外的コントロールをされる環境”の中で悩んでいた

この壁に直面したとき、
アチーブメントで学んだ選択理論心理学の視点が、
状況を根本から捉え直すきっかけになりました。

“人は外側からコントロールされるほど主体性を失い、内側から選べるほど自立が育つ”
という考え方を知ったことで、
私たちは「人を動かす」ではなく
「人が自ら選び、動ける環境と関係性を育てる」ことへ軸足を移しました。

選択理論心理学は、
人を動かすための技術ではなく、
「関係性を守りながら、本人の内側から動ける状態をつくる」ための地図でした。

だからこそ私たちは、この理論が
QuestBloomの理念(真心・一流・無敵)と深くつながると確信し、
日々の対話・育成・仕組みづくりへと参考にしています。

※選択理論心理学の総合情報サイト(選択理論.jp)はアチーブメント株式会社が運営しています。
※「選択理論」はアチーブメント株式会社の登録商標である旨が明記されています。
※当社は、権利者各社との提携・認定関係を示すものではありません。
※ぜひ深く選択理論心理学を学びたい方は、アチーブメント株式会社『頂点への道』講座の受講をおすすめします。

選択理論心理学の特徴

当社のミッションは、
「自分と大切な人の幸せを、自分の選択で長期的に作り出す人財を増やす」ことです。

選択理論心理学(Choice Theory)は、
そのミッションを実現するための土台となる“人生の選び方”と“関係性のつくり方”を整える学びだと
当社は捉えています。
ここでは、当社の言葉で要点を整理してご紹介します。


■選択理論心理学の基本概要

①行動の動機は「5つの基本的欲求」

人は、
安心して生きたい・つながりたい・認められたい
・自由でいたい・楽しみたいといった
基本的な欲求を満たすために行動を選ぶ、
と捉えます。

・生存の欲求
・愛・所属の欲求
・力の欲求
・自由の欲求
・楽しみの欲求

欲求を正しく理解できるほど、
「自分は何を求めているのか」「大切な人は何を求めているのか」が見えやすくなり、
長期的に幸せをつくる選択がしやすくなります。

②人は“上質世界(クオリティ・ワールド)”
を満たそうとする

私たちは心の中に
「こうありたい」「こう生きたい」という
理想のイメージ(大切にしたい人・価値観・状態)
を持っています。
そして、その理想に近づくために、その時点で最善だと思う行動を選ぶと考えます。

当社は、この理想像を言語化し、
日々の行動と一致させていくことで、
人生の幸せを“偶然”ではなく“選択”として育てていける
と考えています。

③行動は「トータル・ビヘイビア(総合行動)」

行動は「行為・思考・感情・生理」が連動している、
という見方をします。
当社が重視するのは、今この瞬間に選び直しやすい
「行為」と「思考」に焦点を当てることです。

小さな行動と思考の変化が積み上がるほど、
感情やコンディションも整い、
大切な人との関係づくりや、自分の人生の選択に
余裕が生まれていきます。

④幸せと成果の鍵は「人間関係」

当社は、幸せを長期的に育むうえで、
最も重要な土台は「良好な人間関係」だと考えています。

安心して本音を言える。
助けを求められる。
違いを話し合える。
失敗を学びに変えられる。

こうした関係性があるほど、
自分も相手も“自分の選択”で前に進みやすくなります。

⑤外的コントロールではなく、
内的動機で動ける状態へ

当社が目指すのは、叱責・脅し・比較・人格否定などで
人を動かすことではありません。
本人が納得し、自分で選び、自分の責任で動ける状態(自立)を育むことです。

当社は、日常のあらゆる場面で
「やらされる」から「自ら選ぶ」へ移行できるように、
次のような“選べる設計”を大切にします。
・目的(Why)を共有する
・役割(What)を明確にする
・方法(How)は一緒に考え、選択肢を増やす
・協力(Who)を選べる関係性をつくる

この積み重ねが、
自分と大切な人の幸せを、
長期的に育て続ける力になります。

9つの幸せを創り出す一貫性のサイクル

当社は、幸せを“偶然”ではなく“再現可能な循環”として育てるために、
選択理論の考え方を土台にした「9つの幸せを創り出す一貫性のサイクル」を大切にしています。
このサイクルが回るほど、人生の選択は整い、関係性は深まり、幸せは長期的に育っていきます。

人生目的(志)の明確化

「なぜ生きるのか」「何のために誰のために生きるのか」を言語化し、
日々の行動が“目的に直結した選択”になる土台をつくります。

ビジョンの明確化

目的が実現した先に「どんな状態をつくりたいか」を描き、
理想像(上質世界)と現実の行動がつながる方向性を定めます。

目標設定

数字だけではなく、目的からくる意味づけを重視します。
成長が生まれる領域(チャレンジ)に置きつつ、
高すぎて思考停止する領域(パニック)には置かない。
人によっては、まず達成可能な領域(キャリア)から成功体験を積み、
自信を育てながら引き上げます。

計画

目標を「続く形」に落とし込みます。
いつ・どこで・何を・どれだけ、を具体化し、
行動のハードルを下げ、継続できる仕組みにします。

挑戦(行動)

言葉で終わらせず、日々の一歩として積み上げます。
小さく始める/続けられる形にする/振り返りで質を上げる。
同時に、外的コントロールではなく“自ら選んで挑む”環境づくりを重視します。

自己評価・承認(自己承認 × 他者承認)

挑戦をやりっぱなしにせず、学びに変えます。
【自己承認の観点】
・結果:前進/違い/成果
・行動:枠を超えた/拡張した
・意識:目的意識/コミットメント
・存在:私は十分である
さらに、他者承認は「褒める」ではなく、努力・工夫・成長を事実として言語化し、
安心して挑戦が続く関係性を育てます。

自己成長

挑戦と振り返りの蓄積を、再現性ある力に変えます。
そして当社は「持たざる者は与えられない」を大切にします。
お金・時間・知識・スキル・体力・心の余裕。
誰かを支えたいなら、まず自分が“持てる状態”をつくることが必要です。

他者貢献

自己犠牲ではなく、力を持った上で価値を提供します。
相手の望む成果に寄り添い、選択肢を増やし、共に前へ進む。
そして「相手の喜びが自分の喜びになる」状態を育て、
信頼と感謝の循環を広げていきます。

自他共に幸せ

自分も、相手も、共に幸せが深まる状態へ。
誰かが犠牲になる勝ち方ではなく、共創によって幸せが連鎖する状態です。
そしてこの実感は、新たな問いと挑戦を生み、
再び①人生目的(志)の明確化へとつながっていきます。


【注記】
※本ページは、当社が選択理論心理学の考え方を参考にし、独自に整理・解説した内容です。
※「選択理論」は登録商標です(権利者に帰属します)。当社は、特定団体との提携・認定・公式見解を示すものではありません。