外的コントロールとは?信頼を壊す7つの習慣と、信頼を育てる7つの習慣

「正しいことを言っているはずなのに、なぜか伝わらない」
「注意したら、相手のやる気が落ちてしまった」
そんなとき起きていることの多くは、“内容”ではなく“関わり方”の問題です。
選択理論心理学では、相手を変えようとする関わり方を「外的コントロール」と呼びます。
本記事では、
・外的コントロールの正体
・信頼を壊す7つの習慣
・信頼を育てる7つの習慣(言い換え例付き)
を1ページでまとめます。
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外的コントロールとは?
外的コントロールとは、
「相手の行動を、外側から動かそうとする関わり方」です。
例)
- 言うことを聞かせようとする
- 正しさで押す
- 恐れ(罰)や報酬で動かす
- “相手が変わること”を前提にする
短期的には従わせられても、
長期的には信頼が削れ、関係性が崩れやすくなります。
選択理論の基本はシンプルです。
人は変えられない。変えられるのは、自分の選択(言葉・態度・提案)だけ。
ここに立ち戻ると、信頼と成果が両立しやすくなります。
信頼を壊す「7つの致命的習慣」
外的コントロールが強まると、次の行動が出やすくなります。
- 批判する
「それは違う」「だからダメなんだよ」 - 責める
「あなたのせいでこうなった」 - 文句を言う
「なんでいつもそうなの?」 - 脅す
「やらないなら、もう知らない」 - 罰する
「次やったら、やめてもらう」 - 褒美で釣る(コントロールのための報酬)
「やったらご褒美あげるから」 - ガミガミ言う(説教・正論で追い詰める)
「普通はこうするでしょ?」
ポイントは、
“言っている内容”よりも、“相手の自由を奪うニュアンス”が信頼を削るということ。
信頼を育てる「7つの身につけたい習慣」
同じ状況でも、関わり方を変えるだけで結果が変わります。
- 傾聴する
まず「事実」と「気持ち」を聴く - 支援する
相手が前に進むための“選択肢”を増やす - 励ます
できている点と、次の一歩を言語化する - 尊敬する
相手の価値観・背景を否定しない - 信頼する
任せる範囲と期限を合意し、見守る - 受容する
“違い”を認めた上で、共通目的を探す - 話し合う(交渉する)
一方通行ではなく、合意形成をする
これらはキレイごとではなく、
「長期的に成果が出る関係性」をつくるための技術です。
すぐ使える“言い換えテンプレ”
同じ目的でも、言い方を変えると信頼が残ります。
- 「なんでやらないの?」
- 「どこが一番引っかかってる?」
- 「とにかく頑張って」
- 「次の一歩を“10分でできる形”にすると何がいい?」
- 「普通こうでしょ」
- 「あなたの考えだと、どんな狙いがある?」
- 「やってください(命令)」
- 「AとBなら、どっちがやりやすい?」
- 「言ったよね?(責め)」
- 「認識を揃えたい。今の前提を一回確認していい?」
- 「できないならやめて」
- 「続けるために、条件を調整できるとしたら何が必要?」
まとめ(信頼と成果を両立するコツ)
信頼と成果を両立するコツは、
“相手を動かす”から“相手が動きたくなる関係性をつくる”へシフトすることです。
・外的コントロール(批判・責め・脅し)を減らす
・傾聴→選択肢→合意→運用(振り返り)の流れで関わる
「人は変えられない」
だからこそ、信頼が育ち、成果が積み上がる。
それが選択理論心理学の実践です。
